内視鏡ビデオスコープシステムと経鼻内視鏡スコープを更新した件は既にお伝えしました が、その前に実は大腸内視鏡スコープも更新しておりましたので、アップ致します。
従来型の苦痛が少ないとされた細径大腸内視鏡の Olympus PCF – 240I と比較し、最小回転半径はこの PCF - PQ260I では約 30% 小さくなっています。
特に従来型に比べると脾弯曲部通過時に腸管を引き伸ばさず、スムーズに通過できます。
ただ弱点として、曲げ剛性が非常に低い( = 軟らかい)ので腸管の軸保持が困難となります。
特に大柄な男性や過長結腸の患者さんには向いていないかもしれません。
スコープの特性を熟知した上で検査に望む所存です。