内視鏡ビデオスコープシステムを更新した件は既にお伝えしましたが、本システムの「上部消化管汎用ビデオスコープ OLYMPUS GIF – HQ290」と「大腸ビデオスコープ OLYMPUS CF – HQ290 シリーズ」は、従来のハイビジョン画質を大幅に上回る高精細画像を実現するとともに、国内向け製品初となる 2 段階フォーカス切り替えの機能が搭載されます。
癌などの微細病変の早期発見に貢献する狭帯域光観察 ( NBI ) も進化させ、観察性能が一段と向上しました。
ただ、すべてのスコープを新システム対応機種に更新する余裕はなく、今回はシステムと同時に EVIS LUCERA ELITE 上部消化管汎用ビデオスコープ OLYMPUS GIF – XP290N (画像一番左)を購入しました。
今回のこの新システム導入、中国地方では当院が 2 番目、岡山県では最初だそうです。
XP – 290N は新システムでないと機能しませんので、必然的に XP – 290N 導入も岡山県初ということになります。
新システムと最新の経鼻スコープ導入によりかなりの経済的負担となりましたが、経口 2 本 + 経鼻 1 本 + 大腸 2 本の計 5 本のスコープと、その機能を最大限に発揮する新システムによって、これからも消化器内視鏡診療レベルの維持向上に励む所存です。