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消化性潰瘍(しょうかせいかいよう)

消化性潰瘍
▲写真1

一般に消化性潰瘍(胃・十二指腸潰瘍等)は遺伝的素因や環境要因に、種々の局所的要因が複雑に絡み合い発生すると考えられています。

代表的な潰瘍の成因論は血行障害説と炎症起因説ですが、最近になって炎症起因説が受け入れられるようになってきました。 これは「胃癌について」の項で述べたヘリコバクタピロリが発見されたためです。
すなわちこの菌が胃炎を起こし、潰瘍発生の基盤となる消化管粘膜の防御能を低下させ、 かつ除菌治療により潰瘍の再発率が著明に低下することが知られるようになったわけです。

もちろんこの菌の消化管粘膜への感染が潰瘍発生のすべての原因ではありませんが、消化性潰瘍もある面においては「感染症」であるわけです。日本でのこの菌の検出率は胃潰瘍で約80%、十二指腸潰瘍で90%といわれており、特に十二指腸での関与が示唆されています。
写真1は十二指腸潰瘍を今まで何度も繰り返している患者さんのものですが、このような難治性、再発性の潰瘍ほど除菌治療が必要となってきます。