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大腸内視鏡の受け方

検査を受ける際の注意事項
  • 検査前日まで若干の食事制限が必要です。
  1. 検査当日、来院後経口洗腸液1,800mlを1時間以内に飲用していただきます。大腸からの排液がほぼ透明になり、浮遊物が少なくなれば検査可能です。
  2. 抗コリン剤、精神安定剤を注射し、検査用のパンツをはいた後、検査台に上がります。
  3. 検査台の上では左側臥位で寝ていただきます。まず肛門部を麻酔します。注腸X線でも内視鏡でも肛門近傍は検査の盲点となりやすいので、このときあわせて直腸指診も行います。
  4. いよいよスコープを肛門に挿入します。原則として盲腸〜回腸末端部まで挿入しますが、要する時間は、大腸の屈曲の程度や長さによってさまざまです。
    【直腸・S状結腸】
    よほど屈曲が強くない限り挿入は容易です。
    【S状結腸・下行結腸移行部】
    移行部は後腹膜に固定されており、この部の通過は内視鏡医にとって最も困難であると同時に患者さんにとっても最も苦痛を伴います。多くの場合スコープはN-ループ、あるいはα-ループをつくって移行部を通過します。通過したら図のようにS状結腸を直線化します。【図2】
    【図2】
    【下行結腸】
    移行部が直線化できれば下行結腸の通過は容易です。
    【横行結腸】
    脾弯曲部を通過する際に最も重要なことは、一度直線化したS状結腸が再び進展、屈曲しないようにすることと、脾弯曲部でスコープ先端がステッキ状に強く屈曲しないようにすることです。前者の目的には図のa、後者の目的にはbまたはcに示す用手圧迫法が有効です。看護師さん、消化器内視鏡技師さんが手でお腹を圧迫します。【図3】
    【図3】

    ※消化器内視鏡テクニックマニュアル(南江堂)より引用
    【肝弯曲】
    肝弯曲部にスコープ先端を引っかける際には、肝弯曲部を肝で押し下げて鈍角化することも有用ですので、大きく息を吸い込んでいただくことがあります。
    【上行結腸・盲腸・回盲弁】
    肝弯曲部を通過すれば上行結腸への挿入は容易なことが多いです。
  5. 盲腸〜回腸末端部まで到達したらスコープをゆっくり抜きながら病変がないかどうか観察していきます。 病変が有れば必要に応じ、生検、ポリペクトミー、あるいは内視鏡的粘膜切除法[EMR] (実際の施行方法については「消化器の病気と治療」の「大腸腫瘍」をご覧下さい)を行います。
  6. 検査が終了しスコープを抜去したら、すぐに全身状態をチェックします。異常がなければゆっくり起き上がります。 ご苦労様でした!